どうも、ヤマジです。
この記事では、HSP関連の本を読んで学んだことをシェアしていこうと思います。
今回紹介するのは、
おがたちえさんの『繊細すぎて生きづらい〜私はHSP漫画家〜』。
この本から得た最大の学びを一言でまとめるなら、
「自分の中のHSPさんを理解して、協力して生きることの大切さ」。
凹んだときに読み返すと、不思議と元気が湧いてくるエピソードがたくさん詰まっています。
とにかく、おがたちえさんの実体験は共感の嵐。

「これ、おれのことじゃん!」と笑っちゃうシーンも多く、読むだけで心が軽くなります。
それでは、さっそく本題に移りましょう♪
繊細すぎて生きづらい私はHSP漫画家はこんな方にオススメ!
『繊細すぎて生きづらい〜私はHSP漫画家〜』は、こんな人に特にオススメです:
✅️ HSPの対処法や生きやすさのヒントを知りたい人
✅️ 将来への不安に押しつぶされそうなHSPさん
✅️ 仕事で失敗続き、心が折れそうな人
これらに1つでも当てはまる方は、ぜひ手に取って読んでみてください。
では、なぜこの本がそんな人たちに刺さるのか?
以下の4つの観点から、その理由を深掘りしていきます。
本書から得られる4つの学び
-
HSPの特徴をわかりやすく説明していて、楽しく理解できる
-
自分の中のHSPさんと仲良くする方法が学べる
-
HSPの強みを仕事や日常に活かす方法がわかる
-
人間関係の築き方・距離のとり方を学べる
これをHSPさんの「成長ステージ」で表すとこうなります:
ステージ2: HSPさんとの付き合い方を学ぶ
ステージ3: HSPの強みを社会で活かす
ステージ4: 自分に合った人間関係を築いて、人生を豊かにする
本書では、これらのステージをおがたさん自身のリアルな体験を通して、楽しく学ぶことができます。
HSPの特徴を楽しく理解できる一冊
まずは本の全体像をご紹介します。
『繊細すぎて生きづらい〜私はHSP漫画家〜』は全10章、127ページの構成。
漫画形式なので、サクサク読めて、何度でも読み返したくなるのがこの本の魅力です。
1,もしかして私ってHSP?
2,HSPってどんな人?
3,五感に振り回されます。
4,気を遣いすぎて疲れます。
5,息子もHSCでした。
6.考えすぎて不安になります。
7,仕事とHSP
8,刺激追求型HSPって?
9.HSPの恋愛
10.HSPの人間関係
HSP“あるある”に爆笑しつつ、ホッとできる
冒頭でも述べたように、この本は
- 「孤独を感じたとき」
- 「失敗して凹んでいるとき」
- 「将来に不安を感じているとき」
そんなときにこそ開いてほしい一冊です。
なぜなら、HSP特有の“あるある”がこれでもかと登場するから。
読んでいるうちに「自分だけじゃなかったんだ」と安心できて、ふっと心が軽くなります。

中でも、僕が声を出して笑ったシーンを3つご紹介します。
その1:感動しすぎる

僕自身も、本や映画で感情移入しすぎて号泣してしまうタイプなので、「あるあるすぎてつらい…!」と笑ってしまいました(笑)
その2:夢がリアルすぎる

夢がリアル過ぎて、余韻がずっと残っています。
その3:心配しすぎる

ちょっと体調が悪いだけで、難病を心配するのはあるあるで笑いました。
もしここまで読んで「わかる!うんうん!」と頷いている方は、この本を読んだらきっと元気になれるはずです。
自分の中のHSPさんと、仲良くする方法
HSPの特徴を理解した次のステップは、
「自分の中のHSPさんとの付き合い方」を学ぶことです。
イメージとしては、自分の心の中に「リトルHSP」が住んでいて、その子と丁寧にコミュニケーションを取っていく感じですね。
本の学び①:「自分の取扱説明書」を持つことが生きやすさの鍵

HSPが生きやすくなるためには、自分専用の取扱説明書が必要です!
たとえば、あなたが家電を買ったとき、説明書があるのとないのとでは使いやすさが全然違いますよね。
それと同じで、自分をうまく扱うためにも、取扱説明書を作っておくとグッと楽になります。
僕が実際にやってみた「取扱説明書づくり」
実際に僕も、自分用の【HSP取扱説明書】を作ってみました。
そのときに使った質問がこちらです。
Q2、逆に嫌なことは何?
Q3、嬉しいことを増やすためにできる習慣は?
Q4、嫌なことを減らすためにできる習慣は?
と書き出して、習慣化するところまでセットです。
これらを紙に書き出して、自分を理解する材料にしています。
さらに重要なのは、「書いたら終わり」じゃなくて、習慣化すること。
夜は毎日お風呂に浸かりながら音楽を聴く、という習慣を続けています。このルーティンを取り入れるだけで、心と体の疲れがかなり取れるようになりました。

こんなふうに、自分をリラックスさせる手段を持っておくと、ちょっとしたことでもグラつかなくなります。
HSPの強みの活かし方が学べる!
自分の中の「リトルHSPさん」とうまく付き合えるようになったら、次はその子を“人生の頼れるパートナー”にしていくフェーズです。
この本では、特に仕事という切り口で、HSPの強みをどう活かすかが描かれています。
本の学び②:繊細さを“武器”にする働き方を選ぼう
よくある話ですが、HSPさんにとって合わない職場環境は、魚が陸地で生活しているようなもの。
息苦しくて、居心地が悪くて、エネルギーを激しく消耗します。
そんなときにヒントになるのが、HSPカウンセラー・みさきじゅりさんが提案する、「HSPの海」のような職場の条件です。
1. 環境面
• 五感への刺激が少なく、落ち着ける
2. 適正面
• 得意分野に関われる
• 経験・知識が活かせる
3. ペース面
• 自分のやり方で進められる
• シフトや働き方に柔軟性がある
4. 人間関係
• 威圧的な人がいない
• 一定の距離感が保てる
この4つの視点は、僕自身も職場選びでかなり意識するようになりました。
もし今の職場に「違和感」や「苦しさ」を感じているなら、あなたにとっての“海”を探してみるタイミングかもしれません。
適切な人間関係の付き合い方が学べる!
仕事で自分らしく活躍できるようになってくると、次に大事になってくるのが「人間関係」です。
HSPさんにとって人との距離感はとても繊細なテーマですよね。
この本では、そんなHSPさんのために、“無理なく人と関わるためのヒント”が詰まっています。
本の学び③:苦手な人とは「無理に付き合わなくていい」
これは僕も読んでいてホッとしたページです。
HSPってどうしても「相手の気持ちを考えすぎて自分を後回しにしがち」なんですが、この本では「自分を守る距離のとり方」がとても分かりやすく紹介されています。
1.距離をとる(物理的にも心理的にも)
2.自分が心地よい状態を保つ工夫を続ける
3.相手に“隙”を与えない
4.グループ内では結果を出し、味方を作っておく
この4つのステップは、HSPさんが心穏やかに過ごすための知恵袋のようなもの。
特に「②心地よい状態を保つ工夫」は、日常的に意識しておくとかなり違います。
人間関係は「人生の調味料」だと思えば楽になる
この本を読んでいて、ふと僕の中で1つの仮説が浮かびました。
それは、

人間関係とは、人生という料理を美味しくする調味料なんじゃないか!
ということ。

もしその人があなたの人生を「不味くする存在」なら、その調味料は、無理に使わなくてもいいということです。
逆に、あなた自身が“どんな料理も引き立てる味の素”のような存在になれたら、周囲との関係もどんどん心地よくなっていくはずです。
学びを活かすために、今日からできること
ここまで読んで、「あ〜いい本だったな〜」で終わらせてしまうのはもったいないです。
読書の価値は、「読んだこと」じゃなくて「行動に移したこと」で決まります。
僕自身、こんなふうに考えています。
学んだことを試してみて、少しでも人生が好転したときに、
「この本に出会えてよかった」と心から思える。
そしてそれが、著者にとっても一番うれしいこと。
だからこそ、学びは“明日”じゃなくて“今日”から使いましょう。ここでは、あなたが今すぐ始められるアクションを4つ紹介します。
✅ 自分専用の「HSP取扱説明書」を書いてみる
✅ 自分の人生という“料理”を美味しくしてくれる人に連絡をとってみる
✅ 逆に“人生を不味くする調味料”との間に、ちょっと壁をつくってみる
たったひとつでもいいから、実行してみてください。きっと、今日よりも少しだけ生きやすい自分に出会えるはずです。
最後に伝えたいこと
この記事で一番伝えたかったのは、以下の4つです。
(1)凹んだときは、『繊細すぎて生きづらい〜私はHSP漫画家〜』を読もう
(2)HSPが生きやすくなる鍵は、「自分の取扱説明書」を持つこと
(3)仕事は“繊細さが活きる場所”を選ぶべし
(4)苦手な人とは、無理に関わらなくてもいい
HSPのあなたにとって、この本が“生きやすさの地図”になるかもしれません。
ぜひ手に取って、自分の中の「リトルHSPさん」と仲良くなるきっかけにしてみてください。
またこの記事に関する質問、感想、お問い合わせはこちらからして頂ければ、24時間以内に確認させて頂きます。
それではまた。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ヤマジ
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