どうも、ヤマジです。

僕はもっと議論したいんだけど、
最近、知人からのこの一言が、胸に突き刺さりました。
2週間に1度、知人とAIを活用したKindle出版の打ち合わせをしているのですが、今回のミーティング後、久しぶりに「精神的疲労」を感じました。
テーマ自体はワクワクする内容だったにもかかわらず、です。
何が問題だったのか?
それは、高速で展開される議論についていけなかったという事実です。
「どう思いますか?」と問われた瞬間、頭の中には答えがあるのに、それを言語化する回路が追いつかない。まるで、100個のファイルを同時に開いたPCのように、思考が遅延してフリーズしてしまったんです。
結果、
- 「もっと議論したいんだけど」
- 「悩んでいる点を具体的に教えてくれないと、解決策なんて出てこないよ」
と言われてしまう始末。
まさに、自分の「言語化能力の低さ」を突きつけられた瞬間でした。

HSP気質を持つあなたも、
こんな経験はありませんか?
- 「頭の中では分かっているのに、言葉にできない」
- 「会議で発言できずに終わる」
- 「後から『あれを言えばよかった』と後悔する」
今回の記事では、HSPの生きづらさを解消する鍵となる「説明力」について、私の体験と実践方法をお伝えします。
これは「コミュ力」の問題じゃない
よく「HSPだからコミュニケーションが苦手」と言われますが、これは少し違うと思っています。
HSPは共感力が高く、相手の気持ちを読み取れます。
傾聴力もあるし、人間関係を大切にします。
問題は「説明力」の不足なんです。
コミュニケーション能力と説明力は、似ているようで全く別物です。
HSPは感じ取ることはできるのに、それを言語化するのが苦手なんです。
この状態をAIに相談したところ、的確な表現を教えてくれました。
「それは、100個のファイルを同時に開いたPCのように、思考が遅延している状態ですね」
まさにこれだと。
なぜHSPは説明力が低いのか?
HSPの脳の特徴
1. 情報処理が深すぎる
一つの質問に対して、様々な角度から考えすぎてしまいます。
例えば、「週末何してた?」と聞かれたら…
- 時系列で説明すべき?
- 相手は何を求めている?
- 感情も伝えるべき?
- この話は相手にとって面白い?
全部考えてしまって、結局「特に何も…」で終わる。
2. 完璧主義
「正確に伝えなきゃ」という意識が強すぎて、背景説明から全部話そうとする。
結果、話が長くなりすぎて、結局まとまらない。
3. 相手の反応を気にしすぎる
「こう言ったら嫌がられないか?」と考えすぎて、言葉を選びすぎる。
そうしているうちに、タイミングを逃してしまう。
悪循環のメカニズム
↓
相手に理解されない
↓
さらに詳しく説明しようとする
↓
余計に分かりにくくなる
↓
自信を失う
↓
ますます説明が下手になる
この悪循環から抜け出すために必要なのが、説明力を伸ばすことなのです。
説明力がHSPを救う3つの理由
ここで気づいたのは、この「説明力」こそが、HSPの生きづらさを解消する最重要スキルではないかということです。
理由①:困っている状況を適切に伝えられる → 的確なアドバイスを引き出せる

なんか、最近仕事が辛くて…人間関係とかもあるし、あと業務量も多いし、上司も厳しいし、なんかもうダメで…
→ 何が一番の問題なのか分からない
→ アドバイスも的外れになる

上司からの指示が曖昧で、何を優先すべきか分からず、結果的に全てが中途半端になり、叱責されるという悪循環に陥っています。具体的には、A案件とB案件を同時進行で指示されたのですが…。
→ 問題が明確
→ 「それなら優先順位の確認方法を変えよう」と具体策が出る
理由②:相手に求める行動を明確に説明できる → 相手が納得して協力してくれる
HSPがよくやる失敗は、「察してほしい」で終わってしまうこと。 遠回しに言いすぎて伝わらない。 「迷惑かけたくない」と何も言えない。

今週は体調が優れないので、金曜の会議は欠席させてください。議事録は後で確認し、必要なアクションは月曜までに対応します
→ 理由・依頼内容・代替案が明確
→ 相手も納得して協力してくれる
理由③:自分の思考を整理できる → 自己理解が深まり、自信につながる
説明しようとする過程で、自分の考えが整理されます。
モヤモヤが言語化されると、解決策が見えてくる。
「自分の考えを説明できた」という成功体験が、自信になります。
ミーティング後、AIに状況を説明しようとしました。
説明する過程で「これはコミュ力じゃなく説明力の問題だ」と気づきました。 この気づきが、説明力を鍛える決断に繋がったのです。
つまり、説明力は「対人関係の潤滑油」であり、HSPが社会で活躍するための「必須スキル」なのです。
説明力があると、こんな場面で楽になる
|
場面 |
説明力なし |
説明力あり |
|---|---|---|
|
会議 |
発言できずモヤモヤ |
簡潔に意見を伝えられる |
|
体調不良 |
「なんとなく辛い」 |
「○○の症状で××が困難」 |
|
恋愛 |
「察してほしい」 |
「私は△△してほしい」 |
|
転職 |
志望動機が曖昧 |
具体的な理由と展望を説明 |
繊細さは変えられないが、説明力は鍛えられます。
相手の気持ちを理解した上で、適切に説明できる人は、社会で重宝されるのです。
私が説明力を鍛えるために実際にやっていること
説明力を高めるために、私は現在3つの実践を続けています。
実践①:語彙力アプリで毎日トレーニング

語彙力アプリを1日1回必ず行っています。
説明力の土台は語彙力です。 言葉の引き出しが少ないと、同じ表現しか使えず、ニュアンスを正確に伝えられません。
具体的には
- 毎朝の習慣として5分間アプリで学習
- 新しく覚えた言葉は、その日のうちに使ってみる
- 「すごい」「やばい」などの曖昧な言葉を、具体的な語彙に置き換える練習
例えば、
- 「すごく疲れた」→「精神的に消耗した」
- 「なんか良かった」→「心が満たされた」
語彙が増えると、自分の感情を正確に言語化できるようになります。
実践②:スタンドFMでトーク&AI添削
具体的な流れ
①AIに毎日話すテーマを決めてもらう
- 「今日のスピーチテーマを1つ提案して」と依頼
- 「失敗から学んだこと」「最近感動したこと」など

②スタンドFMに向かって5分間話す
- 構成を意識しながら話す
- 録音することで、後から振り返れる

③AIに音声を文字起こししてもらう
- 文字起こしさんを利用

④AIに辛口添削してもらう
- 「この音声を100点満点で採点して、改善点を指摘して」
- 口癖(「なんか」「ちょっと」など)をカウント
- 論理構成の問題点を指摘
- 改善版の台本を作成してもらう

この実践の効果
- 自分の説明の問題点が客観的に分かる
- 日々改善していく実感がある
- 話すことへの抵抗感が減る
実践③:朗読トレーニング
魚住りえさんの著書「話し方が上手くなる!声まで良くなる1日1回朗読」を参考に、松下幸之助の「1日1話」の本を毎日朗読しています。

なぜ朗読が効果的なのか
声に出すことで、
- 伝わりやすい文章の構成が自然に身につく
- 語彙が増える
- 滑舌が良くなる
- 声の通りが良くなる
特に松下幸之助の文章は、シンプルで分かりやすく、それでいて深い。 この文章構成が、自分の説明力にも影響を与えていると感じています。
実践のコツ
- 毎朝5分間、声に出して読む
- ただ読むのではなく、「誰かに説明するように」読む
- 句読点で間を取る練習をする
そして、人前で話す実践へ
これらの日々のトレーニングに加えて、説明力を実践的に鍛えるため、私はあがり症スピーチ会「ヒモンスピーチ」に参加することを決めました。

人前で話す練習をすることで、リアルタイムで「伝わる説明」と「伝わらない説明」の違いを体感できると考えたからです。
実際に参加してみて、気づいたことがたくさんありました。
詳しくはこちらの記事で: → 【HSP体験談】あがり症スピーチ会「ヒモンスピーチ」に参加して気づいた、”伝わる話し方”の4つの本質
今日からできる「説明力トレーニング」
私の実践以外にも、今日から始められるトレーニングを3つ紹介します。
トレーニング①:日記を「構造化」して書く
毎日の日記を、この構成で書いてみてください。
【テンプレート】
- 今日の出来事(事実)
- そのとき感じたこと(感情)
- なぜそう感じたのか(分析)
- 次はどうするか(行動)
この構造に慣れると、話すときも自然と構造化できるようになります。
トレーニング②:「3つのポイント」で話す癖をつける
何かを説明するとき、必ず「3つあります」と宣言してから話す。
3つに絞ることで、
- 自分の思考が整理される
- 聞き手が理解しやすくなる
- 説得力が増す
トレーニング③:AIに「私の説明を採点して」と頼む
ChatGPTに自分の説明を見せて、「分かりやすさを100点満点で採点して」と依頼してみてください。
フィードバックを元に改善を重ねると、確実に説明力が上がります。
まとめ:HSPこそ、説明力を武器にしよう
説明力は、HSPの生きづらさを解消する最重要スキルです。
繊細さは変えられないが、説明力は鍛えられます。
説明力があれば、
- 困っている状況を適切に伝えられる
- 相手に協力を引き出せる
- 自己理解が深まり、自信につながる
そして、HSPの共感力 × 説明力 = 社会で活躍できる最強の武器になります。
今日から始められること
- 語彙力アプリをダウンロードする
- 日記を構造化して書く
- 朗読を1日5分やってみる
- AIに自分の説明を添削してもらう
- 人前で話す練習をする(ヒモンスピーチなど)
一緒に「説明力」を高めて、生きやすい人生を手に入れましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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